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Philosophy 心構え

精神筋肉を鍛える

日々の仕事では、時間に追われながらの業務推進。
色々な方面からのプレッシャーも多いことでしょう。

適度な緊張感では、
そのひとの能力が十二分に
発揮できることになるでしょうが、

過度なプレッシャーでは、精神的な限界を超え、
かえってミスも多くなることが考えられます。

そんな開発の中でも、

能力を発揮して行くには
精神筋肉を鍛えることだと思います


今回は、
「 精神筋肉を鍛える 」
についてです。

しんどい思いをしなければ
精神筋肉は鍛えられない


筋肉を鍛え、身体をつくるとき、どうするかと言えば、
徐々に筋肉に過重な負荷を与えていく。

それまで50キロしか持ち上げられなかった人間は、
5キロ、10キロと少しずつ負荷を高めて、
自分の限界値をだんだん上げていくようにする。

50キロしか上げたことのなかった人間は、
5キロ増えただけでもけっこうつらく、しんどい。

そこで歯をくいしばり、足を踏ん張る。

これを繰り返しているうちに、
次第に筋肉がついていき、気がつくと、
100キロでもクリアできるようになっていくのである。

精神筋肉をつける場合もまったく同じである。

つらい、しんどい思いを体験し
それを乗り越えることでしか
精神筋肉はつかないのだ


ところが今の世の中、
フィジカルにはもちろん、
メンタル的にも負荷を与えられることが少ない

“ものわかりのいい” 最近の親(上司)は、
できるだけ
「 つらい 」
「 しんどい 」
思いをさせないことが親心だと思い込んでいるようである。

しかし、

失敗や挫折を乗り越え
夢(思い)を実現するには
精神筋肉を鍛えるしかないのである