万一不慣れ、不適当な仕事に当面することになっても、
これを天職と確信し、
これを命運と甘受し、
迷わず、疑わず、最善を尽くして努力するならば、
初めの間こそ多少の苦痛は伴っても、
いつとはなしその仕事に慣れ、
自分もそれに適応するようになって、
能率も上がり、成績もよくなり、
自然とその仕事に趣味も生じてくる。
そうして、
ついにはそれが面白くてたまらなくなるところまで新局面が展開される。
そこまでくれば
もう立派な 「 職業の道楽化 」 が達せられたわけで、
この 「 職業の道楽化 」 が完成すれば、
もはやその仕事に適不適もなければ、利益不利益もない。
あとは全く人と職業が一体化させられて、
その大成功は求めずとも
必ず向こうからやってくるのである。
本多静六氏、さすがに奥が深いです。
第2次世界大戦前後を生きた大実業家、
本多静六『人生計画の立て方』
より 引用