スティーブ・ジョブスは、社員に対して常に
「それで本当にいいのか?」
「もっと凄いことが出来るんじゃないか?」
と問いかけ続けることで能力を引き出しているが
一方で、万が一失敗したら
「その責任の全てを引き受ける」
リーダーでもある
危険の伴う半歩を踏み出す勇気を持ち
万が一失敗したら、その時は失敗を教訓に
さらに大きな成功へ向かって再チャレンジを続ける
スティーブ・ジョブスの生き方は
そんな姿勢を教えてくれる
いばらの垣根の向こうにこそ、
明るい未来が広がっている
いばらの垣根の向こうにこそ、
明るい未来が広がっていることは
iTunes Store が
米国で最大の音楽販売ビジネスになったことでも
実証され
iPhone が
世界規模で携帯電話業界を変えてしまったことで
裏付けられた
それにも関わらず今日のビジネスの世界では
いばらの垣根を超える際に ケガをしたら
一体誰が責任をとるのか
といった些細な問題にとらわれ
必要な半歩を踏み出せない人が大勢いる
![](http://www.engine-design.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/SteveJobs_02.png)
自分の信じる直感を、
一切妥協することなく貫く
スティーブ・ジョブスは、そんな時代に
自分の信じる直感を、一切妥協することなく貫くことで
変革をもたらし続けた
現代社会の常識がその道を拒むのであれば
全力を尽くし、その常識までも改革してしまった
いちコンピュータ会社が、メジャーな音楽を販売するという iTunes Store の事業などはその好例だ
![](http://www.engine-design.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/SteveJobs_03.png)
本音と建前の文化
世の中には、これはおかしいんじゃないかと思いながらも
これまでの慣習だからとか
社会のルールだからという理由で
黙って受け入れていることが多い
日本は「本音と建前の文化」とよく言われてきた
しかし、長い歴史を通して積み上げてきた「建前」が
世の中の仕組みを過剰に複雑にし
人間の「これが正しいのでは」と思う
本能や直感さえも無力にしてしまった
自分が正しいと思ったことをやろうとしても
世の中の仕組みがその邪魔をし
自分がやりたいと思ったことをやろうとしても
複雑なルールが足を引っ張る
こんなままの社会を続けていたら
いずれ人類はみんな息が詰まって
何も行動ができなくなってしまう
![](http://www.engine-design.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/SteveJobs_00.jpg)
スティーブ・ジョブスは、
そんな時代に
自分の信じる直感を、
一切妥協することなく貫くことで
変革をもたらし続けた
「スティーブ・ジョブス 成功を導く言葉」
青春出版社 より引用