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Philosophy 心構え

大志を抱き、技能と忍耐を磨く

海洋冒険家の白石康次郎氏の著書から引用

白石康次郎
経歴:
海洋冒険家、1967年東京都生まれ

26歳の時に2度の失敗を乗り越え、
176日間で史上最年少単独無寄港無補給世界一周の記録を樹立

2002年には、念願の単独世界一周ヨットレース「アラウンド・アローン」に出場。

見事完走し、クラスⅡで最速のハリーミッチェル賞を受賞。
2006年10月の「VELUX 5-OCEANS(アラウンド・アローンより改名」に再度挑み、 最高峰のクラスⅠにアジア人初として出場。

約7ヶ月間の航海を経て、見事第2位に輝く。

日本でとっても旬な人物。(2007.Oct 時点)


よく、あの人は運がいいとか、運が悪い人だと言ったりする。

運がいい人とは、自分の風が吹いてきたとき、 それにうまく乗れた人

を 言うのである。

だが、自分の風が吹いたとき、その風をつかめるかどうか。

それには

常日頃から、技を磨き、知恵をつけ、心を磨いていること

が、絶対の前提条件になってくる。

どんなに失敗しても、恥をかいても、

いつか自分の風が吹いてくる日が来ることを信じて
待ち続ける

そして、その間は、ひたすらその日のために、自分に力をつけていくのだ。
そうしなければ、いざ、自分の風が吹いたとき、その風をつかみ、風に乗ってぐいぐい前進しては行かれないからだ。

挫折や失敗は、結果ではない

いつか自分の風に乗り、夢を実現するまでの
プロセスなのだ


『 大切なことは、
  大志を抱き、
  それを成し遂げる技能と忍耐とを
  持つことである。  
  その他は何れも重要ではない 』
  (ゲーテ)